2024年11月、日本が米国の「グローバルエントリープログラム (GEP)」の対象国になったそうです。
CBP Announces Global Entry Partnership with Japan
https://www.cbp.gov/newsroom/national-media-release/cbp-announces-global-entry-partnership-japan
グローバルエントリープログラムのお知らせ
自分も早速、https://www.cbp.gov/ から申し込みました。申込時、クレジットカードで US $120 を支払いました。
この後、Status が Pending Review になっていることを確認し、戸籍謄（抄）本を東京出入国在留管理局へ簡易書留で送付しました。（この説明は、申込時に日本語で表示されました。必ず説明の内容を控えるようにしてください。）
このとき、戸籍謄（抄）本の右上余白にPass IDを鉛筆等で記入しましょう。Pass IDは申請・支払い後、画面に表示されます。
2週間後、"TTP Application Status Change" という件名のメールが届きました。サイトを確認すると、無事ステータスがConditionally Approved（条件付き承認）に変わっていました。
あとはアメリカ到着時、対応空港でEnrollment on Arrival（EoA; 到着時登録）を待つのみです。https://www.cbp.gov/travel/trusted-traveler-programs/global-entry/enrollment-arrival
アメリカの登録センターを予約する選択肢もあるようですが、日本在住の私にはEoAが最も楽そうなのでこれを選びました。予約も不要のようですし。
（時系列）
2024/11/29 申請→2024/12/02 戸籍抄本取得, 簡易書留発送→2024/12/03 到着→2024/12/12 条件付き承認
(ここから追記)
2024/12/26にロサンゼルス国際空港 (LAX) でEoAを受け、同日に無事承認されました。
LAXのEoA窓口は、入国審査後の荷物受け取りカウンター付近にありました。いったん通常の入国手続きを受ける必要がありました（空港職員に確認）。荷物受け取り後、気づかず通り過ぎて出口に向かわないよう注意！自分は複数の職員さんに尋ねながら辿り着きました。
午前9時ごろ、窓口には職員さんが1人。列には誰も並んでいませんでしたので待ち時間ゼロでした。
質問内容は申請の内容に関すること (出生地、国籍、逮捕歴の有無、現住所…) や、申請目的についてでした。当然英語で行われます。所要は10分くらいでしょうか。列に向かう前に、Pass IDを伝えられるよう準備しておきましょう。
再追記: 面接の内容については別記事を書きました。https://tnboyo.com/articles/13
面接の途中に指紋の採取&顔写真の撮影がありました。
面接の最後に、以下の点を説明されました。
申請の結果はホームページから確認できる。次回の入国以降に質問を受けた場合に備え、その画面 (Approved と表示されていること) のスクリーンショットを用意しておくこと。
面接が終わり空港から出たころ、再度、"TTP Application Status Change" という件名のメールが届きました。https://www.cbp.gov/ からステータスを確認すると、無事 Approved になっていました。
これで入国審査の長い列に並ぶ必要がなくなったので嬉しいです。ちなみにEoAの日は通常レーンでLAXの入国審査を出るのに1時間30分かかりました。長い！
ちなみに日本国籍の人には Global Entry カードは発行されないようです。FAQはこちら
このあたりの手続きや料金などは今後変更される可能性が大いにあるかと思いますので、必ず公式の最新情報を確認してください。