tnboyo's blog

シカゴ・オヘア空港でGlobal Entryを利用してアメリカに入国した

2025-07-18 19:33:28
2025-07-18 19:37:58
目次

せっかく取得したGlobal Entryを使わないのはもったいないと思い、今回は実際にそれを利用してアメリカへ入国してみました。

2025年7月、日本航空JL56便で成田からシカゴ・オヘア国際空港(ORD)のターミナル5に到着。降機後、案内に従って入国審査へと進みます。

入国審査レーンの分かれ方

審査場に近づくと、レーンは3つに分かれて案内されていました:

  • 外国人向けの通常レーン

  • アメリカ国民用レーン

  • Global Entry、航空会社職員、現役軍人用レーン

Global Entryは一番右の列で、私の前には5人ほど並んでいましたが、1人あたりの手続きは1分未満で終わるため、待ち時間は2分もなかったと思います。

Global Entry端末での手続き

レーンにはカメラ付きの端末が設置されており、カメラを見つめるだけで手続きが進みます。

私はこの端末を使うのが初めてだったため、「もっと近づいてください」という表示が何度か出てしまいましたが、それでも20秒ほどで「進んでください」と表示されました。参考までに、以下の動画の00:25あたりに出てくる端末だったと思います:

https://youtube.com/shorts/UqSDSpchFbc

予想外の審査官とのやり取り

端末を通過した後、なぜか審査官との対面によるやり取りがありました。日本人がこのレーンを通るのは珍しいのかもしれません。

やり取りの内容は以下の通りです:

  • 「Global Entryを持っていますか?」→ はい

  • 「ビザはありますか?」→ いいえ、ESTAです

  • 「渡航目的は観光ですか、ビジネスですか?」→ ビジネスです

  • 「もう一度写真を撮ります。カメラを見てください(Logicool C920シリーズ)」→ はい

※マスクや眼鏡は外すよう指示されました

  • 「OK、良い一日を」

最後に、Global Entryのロゴが入ったラミネートカードを手渡されました。

手荷物受取後、このカードを出口にいる係員に渡して入国完了です。

レーンに並んでから入国審査終了までは、全体で2〜3分ほどでした。

実際のメリットは?

今回の私のケースでは、通常レーンを通過した場合と比べて、それほど大きな時間短縮は感じませんでした。おそらく差は10分程度だったと思います。

ただ、「外国人なのにパスポートを見せずにアメリカに入国できる」という体験は、なかなか新鮮でした。

入国後の確認と気づき

パスポートを提示しなかったことに少し不安もありましたが、I-94の記録をオンラインで確認したところ、問題なく「WB(商用)」として記録されていました。

https://i94.cbp.dhs.gov/home

この記事を書いていて気づいたのですが、審査官からの「渡航目的」に関する質問は、ESTAを利用した入国時に「商用(WB)」と「観光(WT)」のどちらにするかを判断するためのものだったのかもしれません。

この記事を書いた人

tnboyo

会社員。